カーブ警戒標識に込められている意味

正式には「右(左)方屈曲あり」というこれらの標識。日本では、「速度落とせ」の意味も含まれているようです。西洋諸国などではそんな意味は含まれていません。 日本では、規制速度で走行していれば、難なく曲がることのできる半径のカーブにも、警戒標識が…

動画のアップをしてみました。

ビデオをアップすることは以前から考えていたので、 Askビデオさん、動画デジカメ欲しい!キャンペーンを期にやってみました。 今回は名古屋南インター交差点のビデオです。 場所はこちら map:x136.9446y35.0499:mapその1 日本の道路の旅行速度が遅く交通事…

お知らせなど+右折の手信号?

サイトのならびにダイヤリーの更新が遅れに遅れていること、大変申し訳ありません。 サイトの説明を変えないといけないみたいです。そうでないと、日々何にもやっていないみたいなので。先程テレビ見たのですが、かつて手信号係をしていた元警察官が、公園で…

ツール・ド・フランスと道路

一時はどうなることかと思われた今年のツールでしたが、ここ7年続いた、ランス・アームストロングがどうなるか、というのとはまた違ったすばらしいレースが展開され、とても楽しめました。 何故この日記にツール・ド・フランスなのか、と思われるかもしれま…

日本の運転免許制度はこれでよいのか。

教えて!goo の 質問 東京外環って難しい? を見て、日本の運転免許制度に問題を感じました。 運転歴(免許取得歴)8ヶ月で週に1〜2回(一日の平均走行距離50〜70km)運転をしているものです。…教習所ではシミュレータを使用しての高速教習を行った為、今まで一…

夏の交通安全運動がはじまりました

先に公開した 交通安全を「交通安全化」に の通り、やはり、交通安全運動は間違っています。上のページにはない新しい例として「美化運動」という言葉で説明します。これをもし「交通安全運動」と同じ感覚の言葉にすると「美しい運動」となります。「美しい…

洗練されていない道路交通

YouTubeで見つけたビデオを紹介します。 場所はインドらしい数十年前までは、日本でもたいして違わない状態だったのでしょう。 ・・・・・・いや、今もでした。以前、テレビで見たのを思い出しました。首都圏の駅の近くの小規模な交差点で、優先権もヘッタク…

フランス政府の道路の安全化政策

「速度制限を尊重しよう」キャンペーンのFlashを紹介します。 Campagne sur le respect des limitations de vitesse. (クリックしても見えない場合は、ブラウザの更新ボタンを押してみてください。) もちろんフランス語なので、雰囲気だけでもご覧下さい。 …

日本人の意識と交通事故 の記事を追加しました。

■ 交通安全を「交通安全化」に ■ 「安全」という幻想の研究 また長くなってしまいましたが、一度は目を通して頂けると幸いです。

認知症ドライバー 30万人

今夜のクローズアップ現代は認知症ドライバー 30万人 〜相次ぐ事故をどう防ぐか〜 の予定。

日本人の道路交通や交通事故についての見解に問題あり

を掲載しました。 今回増やした項目「日本人の意識と交通事故」にあります。

「道路整備の中期ビジョン」にみる小泉流道路公団民営化という愚策

1日、国交省が「道路整備の中期ビジョン(案)」を公表しました。 国交省の記者発表 概要は FujiSankei Business i. 道路整備中期ビジョン案 事業費10年で58兆円 にてこの中から、日本の道路行政の問題が特に表れている項目について、まっとうな政策の…

(提案)連休中はETCレーンと一般レーン利用車の車線を手前から分離する。

大型連休などで自動車道の料金所が混雑する度に思うことがあります。なぜ、混雑期だけでも、料金所のかなり前から、ETCレーン通行車と一般レーン利用車の車線を分けないのだろうか、ということです。こちら(NIKKEI NET)の写真のように、本線料金所のために…

 車が見えない。いや違う、見ていないんだ。後編 

(記事が分かれた関係もあり昨日の分を一部書き直しました。ごめんなさい)後編では、道路構造改革で直して行くべき3要素の1つ、「道路利用者の意識と行動」に注目します。加齢に伴って視野角が狭くなったことは、事故の第一要因ではありません。高齢化す…

 車が見えない。いや違う、見ていないんだ。前編

NHK名古屋制作で中部7県で放送される、ナビゲーションという番組の今回の話題から。 ナビゲーション 車が見えない 〜高齢歩行者の事故は防げるか〜石川県の交通事故死者の4割が高齢者。うち半数が歩行中の事故です。石川県警が行ったアンケートでは、事故に…

ヒヤリとする場面 街道てくてく旅より 

NHKで放送されている東海道五十三次完全踏破街道てくてく旅。(番組のページ)みちを見ることができるので欠かさずチェック入れています。毎日一回は一言いいたい場面があるのですが、今日は書くことにしました。歩道のない対向2車線の道で、某大手運送会社…

日本の道路をダメにした道路政策の根幹的な間違い ( 要約 )

を掲載しました。同じものをここにも載せます。 日本の道路政策で何が間違っているかといえば、その根幹はこの後に列挙する項目に集約されます。これらは先進諸外国の道路政策と正反対の関係にあります。この大きな違いこそが根幹的な間違いであり、日本の失…

春の交通安全運動にみるチ法国家の姿

三重県の春の交通安全運動の出発式のもようがニュースで流されていました。 そのなかで、幼児2人が野呂知事に宣誓する場面があり、次のように言っていました。「わたしたちは、車が来ないことを確かめて、横断歩道を渡ります。」これを聞いてすぐ気づきまし…

報道ステーションのフリップの間違いは恣意的か?

今夜の報道ステーションで小泉道路改革の続報があり、おなじみ猪瀬直樹氏が登場しました。その中で使われたフリップに問題があります。 実際には第二名神は、本線上の大津JCTから、連絡路を介して名神の草津JCT(図では大津と書かれている地点)に接続…

 こんな交通教育なら、しない方がマシだ

前回のエントリー、日本では「完全な」どころか、まったく確認していない人がかなり大勢いる。という話と関連して、レスポンスに掲載された、東京臨海新都心のMEGA WEB(メガウェブ)で、日本自動車会議所が主催する交通安全啓発イベント「交通安全。アクシ…

完全な注意?恐ろしい日本の現実

今日は、イギリスの交通省 The Department for Transport (DfT)が取り組んでいる、交通事故抑制キャンペーン THINK! campaigns のテレビコマーシャルから、恐ろしい日本の現実について書きます。まずはビデオを見て下さい。<こちらのページから> 混雑時…

 ロンポワンによる交差点革命

を更新しました。roundabout(ラウンドアバウト ・ ランナバウト)、rond-point(ロンポワン) の導入にあたって、米語での“Modern roundabouts”または“roundabout”に相当する近代的なものの名称として、日本にも「ロータリー」に変わる新しい言葉が必要です…

 第8次交通安全基本計画が掲載されました。

先日はまだ掲載されていなかった第8次交通安全基本計画が掲載されています。内閣府交通安全対策ページ今日はおしらせまで。

第8次交通安全基本計画

政府の中央交通安全対策会議が、06年度から10年度までの第8次交通安全基本計画を決めました。 道路交通事故対策としては年間の死亡者数を減らす目標だけでなく、死傷者数も116万3504人から5年間で100万人以下にする目標を設定。国と自治体に積極的な対…

日本の道路にみられるMOTTAINAI

道路建設では、 費用がもったいない。 土地がもったいない。 労力がもったいない。 資材がもったいない。 道路交通では、 時間がもったいない。 燃料がもったいない。 精神力がもったいない。 ← ゴチャゴチャの街路だらけで 医療費がもったいない。 そして、…

サイクルロードレースのサイトからスペインの道路を見よう。

スペイン南東部のムルシア周辺で3月に開かれるステージレース「ブエルタ・ア・ムルシア」では、2005年からビデオでルート紹介しています。映像が早送りですがスペインの道路の様子がわかります。今回紹介するのは2005年の第3ステージ(Etapa 3)。…

道路構造改革が必要な理由、大切なことを忘れていました。

先進諸国で、交差点の交通事故を減らすためにも盛んに取り入れられているロンポワンが、日本の事故対策としてまったく触れられてもいません。一部に導入を薦める声はありますが、構造と規則と意識の3つの要素を絡めなければ導入できないので、それらを同時…

道路構造改革は何をするのか (暫定版)を掲載

現在行政が進めている各種の施策を知っている方が見ると、それと同じような項目があるため、何が違うのかわかり難いかもしれません。例えば、愛知県が県民意見提出制度(パブリックコメント制度)に基づいて意見を募集している、第8次愛知県交通安全計画(…

0%か100%か、どうしてこうなる日本

7日に、国幹会議(国土開発幹線自動車道建設会議)が開かれ、民営化会社が建設する有料区間と、国と地方が税金で建設し無料開放される「新直轄方式」による区間が明らかになりました。この決定は、税財源の投入が0%か100%かという単純な二択で行われ…