ヒヤリとする場面 街道てくてく旅より 

NHKで放送されている東海道五十三次完全踏破街道てくてく旅。(番組のページ)みちを見ることができるので欠かさずチェック入れています。毎日一回は一言いいたい場面があるのですが、今日は書くことにしました。

歩道のない対向2車線の道で、某大手運送会社のトラックが、右側を歩く岩本さんの脇をすれすれで通り過ぎてゆく場面があり、ヒヤリとさせられました。

このトラックは直前でダンプトラックとすれ違っていることもあって、かなり塀に寄っているにもかかわらず、減速もせずにすれ違うなんて全く非人間的な行為です。日本には、ぶつからなければよいと思っている運転者が多いです。この人達にとって路側帯の歩行者は電柱と同等なのでしょう。電柱は動かないが人は動くということが分からないのでしょうか。


岩本さん今日は歩道のない道の右側を歩いていますが、左側を歩いていることもあるので危なっかしいです。警察庁の事故統計でも、単路部の歩行中は左側通行の方が事故に遭いやすいことが明らかになっています。右側通行をしていれば、対向してくる車両の様子を見ることができるので、いざというときに避けたりできますし、背後に迫る車両に気がつかず不意に車道側に動いて轢かれるなんていう可能性も低くなります。


尚、本来ならこんな狭い道は、区画線(中央線と外側線)を完全抹消して分かち合う空間にするか、車線を狭くしてポールでも立てるか歩道を設けるかして構造的に通行空間を分離すべきです。対向交互通行化や大型車通行禁止(地区内関係者を除く)にしてもよいでしょう。ただ、まわりの道も貧弱なのでどこまでできるかわかりません。日本の道は全くひどいものです。


てくてく旅は先が長いので無事故で旅を終えられるますように。