2008-01-01から1年間の記事一覧

後部座席のシートベルト着用がようやく義務化

道路交通法の改正で、後部座席のシートベルト着用が日本でもようやく義務化されました。 しかし、日本政府はテレビやインターネットを使ったキャンペーンをしません。 そのため、非着用がどれだけ危険なのかを見せる映像を、受動的に見る機会はほとんどあり…

極端すぎる暫定税率分の議論

ガソリン税などの暫定税率の廃止を主張する民主党は、その根拠の1つとして、暫定といいながら30年もの長い間続けてきた上に、なおも10年間延長しようとしていることが問題だとしている。 確かに、暫定などという曖昧な言葉で続けてきたことや、これから…

ワトキンスが見たら嘆くであろう日本の道路のバカバカしさ

日本が道路整備で行っていることを、交通の発展という観点で他の交通機関に例えてみよう。 まずは鉄道。大量で早い移動手段の需要があり、当然新幹線を建設すべき路線に、在来線規格の鉄道を建設すれば、線形はよくなって多少は速度が向上するけれど160km/h…

ワトキンス調査団の視点を再び。

木走日記 :すべては「ワトキンス・レポート」から始まった にて、道路特定財源と暫定税率にかけて「ワトキンス・レポート」について取り上げられていることに触発されて。研究を始めた頃に考えていたことをアップしたくなった。 「ワトキンス・レポート」は…

4年しか使われなかった道路標識(これも道路予算の無駄)

道路特定財源問題で、本質的な道路の議論とは別な無駄が話題になりました。そちらの追及も欠かせないですが、ここではやはり道路整備そのものに見られ、しかも日本特有と思われる無駄を取り上げてみます。 先日、国道23号の豊明〜大高間(下り)で、案内標…

道路財源の議論を拡大する

まずは愛知国道事務所の広報を見てください。(PDFで図も見てください) 清洲JCTの連絡路の開通 【2月25日より、国道22号一宮方面から渋滞ポイントの朝日交差点を通過せずに高速道路へ直接乗り入れが可能に!】 そもそも、渋滞ポイントの朝日交差点を作っ…

暫定税率問題はガソリンと軽油を分けて考えよう

久しぶりの更新です。 ずっと止まっていますが、諦めてはいません。 上手く言えないですが、改革が現実に進んでいないことは確か。 最近は、道路特定財源の暫定税率がどうなるのかとても気にかけている。道路四公団の民営化の時と同じで、本当の意味で道路を…