第8次交通安全基本計画

政府の中央交通安全対策会議が、06年度から10年度までの第8次交通安全基本計画を決めました。

道路交通事故対策としては年間の死亡者数を減らす目標だけでなく、死傷者数も116万3504人から5年間で100万人以下にする目標を設定。国と自治体に積極的な対応を促した。 日経

さっそくざっと目を通そうと思いまして、

首相官邸サイト内の中央交通安全対策会議ページ  をみても情報なし。


そのページにある、内閣府交通安全対策ページ へのリンクが切れている!


仕方なく、あまり見たいとはおもわない顔が見える官邸ホームページTOPに行くと、写真で見る総理、という欄に「中央交通安全対策会議」とあったのでクリックすると…


なんとも素っ気ないページに写真とちょっとした文章があるだけで、それ以上知るためのリンクも何もありませんでした。


おまけに、ページの下部にTOPへ戻るリンクもない。これではユーザビリティもヘッタクレもないではないですか。他の記事ではリンクがどうなっているのか見ようとして開いたIT戦略本部の記事では、…会議の締めくくりに小泉総理は、「日本は最先端のIT国家になりましたけれども…」なんて言っていますがどこがですか?道路だけでなくてITでもやはりモノしか見えていないようです。(本当はモノすら見えていないのですけども)


先ほどリンク切れだった、内閣府の交通安全対策のページ  を見ても掲載されていない所を見ると、まだwebに出されていないようなので、リンクがないのはあたりまえなのかもしれませんが、すでに報道された情報がまだ掲載されていないこと自体にやる気のなさを感じます。


さておき、わかっている範囲で内容に話を移しますと、
5年でたったそれだけしか減らせないのですか?と言いたいですし、実際の話としては、どうやったらそれだけ減らせるのですか?本当に減らせるのですか?と問いたいです。

ただ、死傷者数の数値目標も設定したことは画期的です。第7次交通安全基本計画では以下のように書かれているだけです。

 交通安全基本計画における目標
 交通事故による死傷者数を限りなくゼロに近づけ,国民を交通事故の脅威から守ることが究極の目標であるが,当面,自動車保有台数当たりの死傷者数を可能な限り減少させるとともに,平成17年までに,年間の24時間死者数を,交通安全対策基本法施行以降の最低であった昭和54年の8,466人以下とすることを目指すものとする。そのため,国の関係行政機関及び地方公共団体は,国民の理解と協力の下,2に掲げる諸施策を総合的かつ強力に推進する。
【 参考 第7次交通安全基本計画】


まさか、「道路構造改革とは」のページが影響したのでしょうか?まだそんな影響力はないですよね。