民主党の参院選マニフェスト「高速道路の無料化」に勝手に追加説明

 (本当は高速道路ではなく自動車道と書きたいところですが、ここでは通例に沿って高速道路で書きます。)


・一般道を通行している幹線交通が高速道路に転換すると、交通事故が減ります。

  □ 今は危険度が高い方へ「政策誘導」しているようなもの。
    高速道路(料金高いから避けて)→国道
                      混んでるから→地方道
                             混んでるから→抜け道  

  ■  事故発生率が低い方へ交通を転換させ、事故を減らす。
     抜け道交通→地方道→国道→高速道路


・不要、過大なパイパス計画を見直すことができます。

労働人口が減少する時代に備えます。

現在、トラックドライバーや営業マンなど、業務で運転している人の多くが、旅行速度30km/h程度の道路で移動していて、人的資源を大変非効率に使っています。これを、当たり前に高速道路を通れるようにすることで速度を引き上げ、移動時間を短縮させることで業務を効率化し、人手不足を抑えます。


・経路の関係で高速道路が使えない人にも利益があります。 
 日本の高速道路は市街地から離れた位置にあることが多く、通りたくても遠回りとなり使えないという人が多いのも事実です。しかし、幹線交通が高速道路に転換することで、一般道の混雑が解消、緩和され、旅行速度が向上し、移動時間が短縮されます。

ちなみに、高速道路があたり前に利用されるようになると、一般道との移動速度の差から(特に日本は街路型一般道で遅いので)、自動車の移動経路は大規模に変わります。これは想像以上に広範囲の一般道に影響を与え、混雑緩和に役立ちます。是非、地図を開いてシミュレーションしてみてください。

 また、一般道の交通が減ると、交差点の信号機の撤去(無信号交差点化、ロンポワン化)が可能となるため、これによる旅行速度向上もかなり見込めます。
 


総合編:
今の政府は「縮小均衡」志向、これでは、それこそ国の借金は返せなくなる。お金の回りを良くして税収を増やすことが大事。そのために必要な政策の一つが国内観光産業の活性化。
都市部の市民が、楽しんで、喜んで、自ら地方にお金を再配分して、地方から国を立て直す。これだと、国と地方の間で中間搾取をする組織は無いので無駄が無い。高速道路の無料化(orあたり前に使われる料金への抜本改革)はこれに大いに役立つ。
道路をきちんと整備している一般的な先進国のモデルだろう。


他にも様々なメリットがあります。
忙しくて手が回らないのですが、選挙も近いので、何とか一部でもと思いアップしました。