民主党の参院選マニフェスト(政権公約)

「高速道路の無料化」は、まだあきらめていなかったようです。
本当に良かった。
これから数回に分けて、改めて抜本的な料金改革の意味を考えてみたいと思います。
まずは、マニフェストの当該部分を引用しておきます。

3 経済・中小企業

4. 高速道路の無料化.
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高速道路は、一部大都市を除いて無料とします。
多額の投資をしながら有効活用されていない高速道路を生かすことで、地方を活性化するとともに、流通コストの削減を図ります。不透明な道路特別会計や官製談合などの実態を精査し、総合的な交通体系のあり方も勘案しながら、環境面にも配慮しつつ、具体的な無料化計画を策定します。無料化によってコストを削減するだけでなく、出入口を増設できることから、地方の高速道路が暮らしに生かせる道路としてよみがえります。また雇用の拡大、通勤圏の拡大、農産物、畜産物、水産物消費地への流通コスト、時間コスト削減は、農林漁業など生産者の基盤強化にもつながります。民主党は、この政策を実現するために、高速道路原則無料化の基本方針と無料化に向けた道筋を示す「高速道路事業改革基本法案」を提出しました。国道管理業務・高速道路を中心とする道路維持管理のために設立する複数の法人等での受け入れで雇用確保に万全を期します。