警察庁が規制速度の見直しを検討


本来なら道路特定財源一般財源化についての続きを書くところですが、大変興味深いニュースが入ったのでその話題を挟ませてもらいます。


まずは、YAHOOニュース をご覧ください。

リンク先も良いものが揃っています。
その他の記事
asahi.com
中日


規制速度を見直すといっても、単に、実際の速度との乖離(かいり)の分を追認すればよいものではありません。

速度の緩和に付随して、まっとうな道路交通を成立させるための3つの要素 を、すべて、見直す必要があります。

例えば、主道に接続する道路の上下線を紡錘状の交通島で分けるなどの交通島が多用された高規格導流式交差点map:x2.5541y48.5817の導入、標識システム全体や、停止線の位置の是正です。


こういったことの議論が必要ですが、これまでの道路行政をみるかぎり、どこまでの議論ができるのか、検討会メンバーを信じたいところですが、正直頼りないのです。

一つ一つ是正しようとしていて、良い方向に向かっていることは認めますが、今回の議論は、道路構造改革という一大プロジェクトを実行するなら、そこで取り組むべき項目の一部分にすぎません。このための調査、研究に3年もかけるなんてなんて悠長なのでしょう。

この委員会は警察庁国土交通省幹部、学識者で構成されるとのことですが、私も是非参加させて欲しいと真剣に想います。

でも、「愚劣」なんて書いていたら仲間にれてもらえないかもしれませんね。この言葉、個人を批判するものではなく、日本社会全体として大いなる反省をうながす意味で使っているのですけど。


追伸:高規格導流式交差点の空撮画像を探すとき、きちんと交通島まである規模の交差点はかなりロンポワン化が進んでいて見つけるのが大変でした。ちなみにリンク先のものは少し古いタイプでしょう。